公開日: |更新日:

ウォーター・リサイクル工法

この記事を要約すると、、、
  • ウォーター・リサイクル工法は、汚泥水を処理して再利用できる環境配慮型の工法。
  • 道路補修や削孔工事など幅広い現場で利用可能で、作業スペースが狭い場所にも対応。
  • 排水垂れ流しを防ぎ、処理コスト削減や水資源の節約が可能。
この工法を採用すれば、環境保全とコスト削減を両立できます。特に排水規制が厳しい現場や、持続可能な施工を目指すプロジェクトで大きなメリットを発揮します。

ウォーター・リサイクル工法の特徴

ウォーター・リサイクル工法の特徴はカッターによる切削時に排出される汚泥水処理がその場ででき、再生した水を再度カッターの冷却水として使えることです。

カッターの焼き付け防止に使った冷却水には、切削粉が混ざってヘドロのような状態になります。

汚泥水はアルカリ性水溶液となり、そのまま垂れ流すと環境を汚染してしまいますが、ウォーターリサイクル工法を採用すれば、汚泥水を泥土と水に分離できるので、排水を垂れ流す心配がありません。

また、分離する工程で炭酸ガスを送り込むことで、排水基準を満たすレベルまでアルカリ性水溶液を分離させられるのも特徴です。

1ウォーター・リサイクル工法が適している場所

ウォーターリサイクル工法は、道路補修工事などでカッター切削を行う現場や、河川などで行う汚泥水が発生する削孔工事、作業スペースが十分に取れない場所など、さまざまな場所での工事に適しています。

2ウォーター・リサイクル工法の振動・騒音

ウォーター・リサイクル工法を行う際、ポンプによる振動や、作動音はあります。ただ、周辺に大きな影響がある振動や騒音というわけではありませんから、配慮して作業すれば大きなトラブルになってしまう心配はないでしょう。

また切削時に出る切削粉はホースで回収されるので、粉塵による被害の心配もありません。

3ウォーター・リサイクル工法の長所・短所

ウォーター・リサイクル工法の長所は、環境に配慮した工事が可能になることです。作業で発生した汚泥水は濾過して再利用できますので、排水を垂れ流す心配はありませんし、作業で必要な水量の節約にもなります。また処理した水は中和させることができるため、そのまま放流する場合でも安心です。

また、できる限り脱水させることで、脱水ケーキの運搬コストが減らせますし、産廃にかかる費用も抑えられます。1t・2t・4t車で移動できるコンパクトな処理機なので、作業スペースが十分にない場所でも活用できます。

切削機械と別に専用の処理機が必要になるのが、短所と言えるでしょう。ただ、産廃の運搬コストや処理コストが抑えられるので、トータルで見ると節約できることが多いです。

ウォーター・リサイクル工法の事例

ウォーター・リサイクル工法に対応している
富山の業者一覧

2025年3月24日時点、富山県切断穿孔協会の会員企業のうち、公式HPにウォーター・リサイクル工法に対応している旨の記載があった企業を掲載しています。

東海カッター興業

所在地 (富山営業所)富山県富山市一本木291−2
取扱業務
  • コンクリート切断工事
  • 汚泥水処分
建設業許可番号
  • 国土交通大臣 許可(般-2)第18723号
  • 土木工事業、とび・土工工事業
  • 舗装工事業、塗装工事業、解体工事業

【工事場面に合った工法・
特徴で選ぶ】
富山のカッター工事会社3選

道路・橋梁の工事なら

東海カッター

東海カッター公式キャプチャ

引用元:東海カッター公式HP
(https://www.tokai-cutter.co.jp/strong/)

「短工期」が求められる現場で
交通路の工事に適した工法と体制

切断サイズ80㎝のパワフルなフラットソーイングで工期短縮に貢献。
計画から施工、工事後の廃棄物処理まで自社内でスピーディに対応できる。

対応工法
ワイヤーソーイング工法
ウォールソーイング工法
フラットソーイング工法
コアドリリング工法
ウォータージェット工法
グルービング工法

市街地内での工事なら

トラスト

トラスト公式キャプチャ

引用元:トラストHP
(https://www.trust-gr.com/service/low-noise/)

「低騒音・低振動」で
周辺環境への影響を抑える切断

騒音・振動に制約のある作業に適したコア・ドリリングや、注水によって粉塵の発生を抑える工法を複数用意。

対応工法
ワイヤーソーイング工法
ウォールソーイング工法
ダイヤモンドコア

モール・工場の工事なら

日本海カッター工業

日本海カッター工業

引用元:日本海カッター工業HP
(http://www.nihonkai-cutter.net/meji.html)

「衛生管理」が重要な
屋内空間の工事に対応

排ガスのない電動カッターや、乾式工法など、養生や冷却水の使いづらい施設内での切断工事へ柔軟に対応
汚泥水のリサイクルも行う。

対応工法
ワイヤーソーイング工法
ウォールソーイング工法
グルーピング